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投稿日 | 2021 年 10 月 14日

Adobe Signの特徴とは!?

電子契約サービスを導入する企業が増えております。弊社もアドビ社のパートナーとして活動している中で、お客様から「Adobe Signと他の電子契約サービスの違いは何ですか?」とよく質問を受けます。

そのため、本記事ではAdobe Signの特徴に関して、解説いたします。

※2022年現在Adobe SignはAcrobat Signに名称変更しております。

1.Adobe Signの特徴


Adobe Signの特徴は多々ありますが、他サービスとの違いを含め下記が大きな特徴です。
(1)高い信頼性
(2)豊富な機能により、様々な運用に対応
(3)他システムと連携可能
(4)海外との取引にも活用可能
(5)導入しやすいシンプルな料金体系

以下、詳細に説明します。

2.特徴1 高い信頼性


契約に活用するため、何といっても重要なのが「信頼性」ではないでしょうか。
(1)世界中の様々な基準に対応
Adobe Signは、幅広い法的要件に準拠し、日本だけではなく米国やEUをはじめとする様々な国・地域でのコンプライアンスに準拠しております。
小規模企業にもグローバルブランドにも信頼されており、年間80億件以上の電子署名・電子サインを処理しております。
また、ISO270001、SSAE SOC 2 Type PCI DSSへの準拠認定を受けるなど、業界標準のセキュリティ対策も万全です。
(2)署名後の高度なエビデンス力
署名後の文書データに下記の様な「最終監査レポート」が付随します。

このレポートには、「いつ」「誰が」「どのメールアドレスで」文書を作成し、送信・閲覧・署名したかなど、事細かいログが記載されております。
またこのデータは、アドビ社が保有する日本データセンターにもPDF にロックをかけた状態で保管されているため、何か争いごとが起こった場合、高度なエビデンス資料として活用することが可能です。

3.特徴2 豊富な機能により、様々な運用に対応


システムを導入した後、運用の過程で「こんな機能ないかな?」と感じたことはないでしょうか。Adobe Signであれば、様々な機能があるため、各社に合わせた運用を実現できます。
(1)当事者型/立会人型(事業者型)どちらにも対応
Adobe Signは、当事者型署名・立会人型(事業者型)署名、どちらの運用も可能です。したがって、どちらか片方を選択し運用する事はもちろんのこと、契約により使い分けるという様な運用も可能です。
また現状、電子契約サービス自体が黎明期であり、今後どちらがスタンダードになるか不透明であると言える状態において、当事者型・立会人型どちらに転んだとしても、対応が可能です。
(2)署名を貰うだけではなく、様々な情報の取得が可能
契約業務というのは、ただ署名を取得するだけではなく、併せて様々な情報の提出を依頼する場合があるかと思います。
Adobe Signであれば、署名依頼送信時、「テキスト入力」「ドロップダウン」「ファイル添付」「ハイパーリンク」等様々なフィールドの設置が可能です。そのため、署名を頂くのと同時に、様々な情報を取得することができます。
従って、署名の電子化だけの部分最適な業務改善にとどまらず、契約業務全体の包括的な対応ができるので、高いROIを実現します。

4.特徴3 他システムと連携可能


Adobe Signは様々なシステムと連携が可能です。他システムとの連携により、さらなる業務改善を実現します。下記、連携可能なシステム一例です。

5.特徴4 海外との取引にも活用可能


アドビ社はワールドスタンダード企業であり、Adobe Signは世界中で活用されています。
(1)世界中の基準に対応
米国のESIGN ActやEUのelDas規制等の電子サイン法に準拠しております。
(2)様々な言語に対応
英語、ドイツ語、中国語、日本語、韓国語、フランス語、スペイン語、イタリア語、
オランダ語など、34言語から選択可能。

2021年7月5日に、量子科学技術研究開発機構(量研)が、国立研究所として初めて、海外取引対応を一つの理由とし、Adobe Signを採用したと発表しました。

6.特徴5 シンプルな料金体系


電子契約サービスは、各ベンダーがサービスを提供しており、様々な料金体系がとられています。
良くあるものとしては下記の様な費用があり、その組み合わせにより料金が決まっております。
(1)初期導入費(例:導入するにあたり〇円)
(2)月額固定費(例:毎月最低〇円)
(3)使用料に応じた従量課金(例:1ユーザーあたり〇円、1送信あたり〇円等)

Adobe Sign(トランザクションライセンスの場合)は、トランザクション(1年間有効な送信依頼チケット)を事前に購入するというシンプルな料金体系です。したがって、初期導入費や月額固定費、ユーザー数の増加に伴うコストは発生しません。
1トランザクションから購入可能で、不足した場合は追加購入もできます。
そのため、スモールスタートをすることも可能です。

7.まとめ


本記事では、Adobe Signの特徴について解説しました。

電子契約サービスを検討する際は、短期的な視点のみならず長期的な視点も視野に入れ、どのサービスが自社に最も合うのかを比較検討の上、導入をしましょう。

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